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「アテモヤ」って?

「アテモヤ」って?

バニラの香りのする天然のアイスクリーム「アテモヤ」

アテモヤの果実は、チェリモヤに似ているが、やや丸みを帯び、クリーム色の果肉の中には黒い種子が入っています。果皮の色はうすい緑色で、ごつごつし、見た目はキレイとは言えませんが、味は非常によく、強い甘味でなんと糖度は20度以上と甘く(マンゴーは約15度)わずかに酸味(0.3%)を感じ、上品なバニラの香りがします。


果肉は柔らかく、ジューシーで天然のシャーベット、トロピカル・デライト(熱帯の喜び)といわれるチェリモヤに勝るとも劣らない果物です。また、チェリモヤほど名前は聞きなれないかもしれませんが、食味はむしろ良いとの評判もあるほどです。また、近年では多くのメディアにも取り上げられる事が多く「森のアイスクリーム」の相性で親しまれています。

チェリモヤとバンレイシの子供「アテモヤ」

世界三大美果のひとつであるチェリモヤは、マンゴー、マンゴースチンと並んで、「果実の女王」と言われ、冷涼なチリのアンデス高地からエクアドルが原産です。寒さには比較的強いが、暑さには弱い。一方、同じ仲間のバンレイシ(シャカトウ、アテス)は、熱帯の西インド諸島原産で高温には強いが、品質はあまりよくありません。


アテモヤはチェリモアとバンレイシをかけ合せて出来た亜熱帯果樹です。果実の品質はチェリモヤに近く、性質は両親の中間を示し、亜熱帯の気候によく適しています。また、アテモヤは、自然交雑によって、19世紀後半に、アメリカやオーストラリアで発生したと考えられています。栽培の歴史は、100年余りと短く、比較的新しい果物である。最も古い品種とされるピンクス・マンモスは、1870年にアフリカからオーストラリアに導入されたと推測されています。


フロリダで交雑育種が開始されたのは、1908年のことで、1913年に1樹が結実したので、他のバンレイシ属と区別する為に「アテモヤ」と命名されました。アテモヤという名称は、バンレイシの別名「アテス」と「チェリモヤ」の合成語である。

チェリモヤとバンレイシの子供「アテモヤ」

「アテモヤ」の美味しい食べ方

アテモヤは届いてからすぐにお召し上がりいただけません。そのため、室温によって異なりますが、常温で3日~7日程度迫塾させ、ゆで卵程のやわらかさになったら食べ頃です。一般的にはメロン等と同様に2等分か4等分に切り、スプーンですくって美味しく頂けます。

アテモヤ
  • 冷蔵庫や冷凍庫で冷やして頂くとさらに美味しくお召し上がり頂けます。
  • ヨーグルトとの相性もいいので一緒に混ぜて頂くとお勧めです。
  • 冷やしたアテモヤの種を取り出して、アイスクリームやシャーベットに したり、ミルクセーキ、パイなどに使えば高級デザートにもなります。

アテモヤの注意事項・納期について

「アテモヤ」の効能

アテモヤはカリウムとマグネシウムが豊富♪
アテモヤに多く含まれるカリウムは、ナトリウムによる血圧上昇を抑制します。筋肉の働きを良くし、血圧を下げる作業があるので、高血圧の予防になります。マグネシウムは体内で300種類以上の酵素の働きを助けています。神経の興奮を抑えたり、体温や血圧を調整し、精神バランスを安定させる効能があります。

栄養素 含有量 栄養素 含有量
カロリー 79Kcal ビタミンE 0.2mg
水分 77.7g ビタミンK 0μg
タンパク質 1.8g ビタミンB1 0.08mg
脂質 0.4g ビタミンB2 0.12mg
炭水化物 19.4g ナイアシンアミド 0.9mg
灰分 0.7g ビタミンB6 0.28mg
ナトリウム 4mg ビタミンB12 0μg
カリウム 340mg 葉酸 23μg
カルシウム 26mg パントテン酸 0.23mg
マグネシウム 29mg ビタミンC 14mg
リン 24mg 飽和脂肪酸 0g
0.3mg 一価不飽和脂肪酸 0g
亜鉛 0.2mg 多価不飽和脂肪酸 0g
0.09mg コレステロール 0mg
マンガン 0.2mg 水溶性食物繊維 0.7g
レチノール 0μg 不溶性食物繊維 2.6g
カロチン 0μg 食塩相当量 0g
ビタミンD 0μg
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